資産設計の基本的考え

HOME » 資産設計の基本的考え » その4

資産設計の基本的考え

定年後の人生に、いったいいくらのお金がかかるの?

「あなたは老後の生活に、どの様なイメージをお持ちですか。」このような質問がマスコミなどを通じて問いかけられる機会が増えました。
その背景には、中高年の方ばかりか、最近は若い世代の方にも漠然とした不安が広がっているからではないでしょうか。
不安の原因は、老後の生活にいったいいくらかかるのか分からない、また必要な金額が分かっても、どうすればそのお金を用意できるのかが分からない、といった情報不足、知識不足が要因になっているようです。では、定年退職後も今の生活水準を維持し、安心して老後を送るために必要とされる資金は、一般的にどのくらいなのでしょうか。
総務省統計局が2007年に発表した家計調査によれば、60歳以上の無職世帯の総支出は月額約28万円で、実際の公的年金など社会保障給付による収入は月額約19万円という結果が出ています。つまり、消費支出に税や保険料の支払額も加えた総支出約28万円と収入19万円の差額、約9万円が毎月必要になる計算です。あくまで全国の平均値ですから都心で生活している方の差額はさらに大きくなる可能性もあります。
月々10万円近くの収入を確保する必要がありそうです。
それでは、その資金を生み出すにはどうすればよいのでしょうか。
仮に定年退職後20年間にわたり月額10万円が必要になると、単純に計算して総額2,400万円が準備されていることが理想的ですが、これだけの額を給与だけで形成しておくのは、現実的に難しそうです。
ただ漠然と「貯める」のではなく、これからは資産形成に複利のチカラを組み入れて、賢く殖やしていく事が必要になりそうです。
例えば、今ここに500万円の元本があり、これを年利率6%で複利運用すると、10年後には、約895万円、さらに20年後には約1,600万円に殖やせる計算になります。
仮に年利率10%で運用できれば、10年後に約1,300万円、20年後には計算上3,360万円に資産を殖やすことが可能になります。

500万円の元本は数年後いくらになるか?

(単位:万円)
  5年目 10年目 20年目 30年目
0.2% 5,050,200 5,100,904 5,203,845 5,308,864
6% 6,691,127 8,954,238 16,035,677 28,717,455
10% 8,052,550 12,968,712 33,637,499 87,247,011

ある程度殖やした資産をそのまま運用し、定年退職後の資金として活用することも考えてみましょう。
例えば、準備できた2,000万円を預金しておくだけでは、毎月15万円ずつ使って11.23年しか持ちません。しかし、6%の利回りで運用しながら使うと18.35年間なくならず、仮に10%の利回りで運用できれば、利息で毎月15万円以上を得ることになり、生活費の不安とは生涯お別れです。
老後の不安を少しでも和らげるためには、早いうちから、資産を形成し、一日でも早く資産運用を始めることが重要です。ですから、老後のことなんてまだまだ先と思っておられる若い世代の方々も、早くから知識をお持ちになり、将来のことを意識して資産運用を始めてみてはいかがでしょう。

お電話でのお問い合わせは06-6252-0848/営業時間は平日の10:00〜18:00

ページ上部へ戻る